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お見積もり算出方法の基準
見積もりの作成には、「工数」という数値をベースに計算をおこないます。
「工数」とは、そのシステム / デザインを制作するためにどのくらいの人出と日数が必要かを考えるためのものです。一人のデザイナー又はプログラマーが一日かけておこなう作業を「一人日」と呼び、一ヶ月かかる作業を「一人月」と呼びます。見積もりでは、作業項目の明細ごとに「何人日かかる作業か」を記載し、それを元にして各項目の費用を明らかにしていきます。
弊社の「一人日」の費用は、$400(約35000円)が標準です。この費用は作業の難易度によって変動があり、例えば技術者の絶対数が少ない言語での開発が必要な場合には「一人日」の単価は高くなりますし、逆にHTMLのコーディングのような単純な作業の場合には安くなります。
制作期間も、この「工数」から算出できます。全体の工数が「66人日」であった場合「3人月」ですので、制作にあたるメンバーが1人であれば3ヶ月、2人であれば1ヶ月半、3人であれば1ヶ月かかることになります。 メンバーの数はその時の弊社スタッフの状況によって異なりますが、多くのプロジェクトでは2~4人で制作にあたります。
見積もりの項目
見積もりの項目には大きく分けて、「基本設計」「[プログラム制作」「ページデザイン」「サーバ構築」の4種類があり、見積もりの際には制作内容を各項目に分類して記載をします。
[ 基本設計 ]
システム全体の設計書や、データベースの仕様書の作成など、システムの基本部分の設計に関わる費用がここに含まれます。
ヒアリング費など、システム制作に関する諸費用はまとめて計上され、これも基本設計の一部としてカウントをします。
[ プログラム制作 ]
実際のシステム開発の具体的な各項目はここに分類されます。システムの要件を機能単位に細分化し、「会員認証機能作成」「メール送信機能作成」といった項目ごとにどれだけの工数がかかる作業かを記載致します。
[ デザイン ]
ブランディングについてのコンサルティング、サイトレイアウトデザイン、サイト内で使用するグラフィックイメージ作成、広告バナー作成、ロゴ作成など、必要に応じたデザインを、作業内容単位に細分化し、各項目ごとにどれだけの工数がかかる作業かを記載します。
また、作成の際に、イメージの購入などが発生した場合は、別途で金額を記載します。
[ サーバ構築 ]
webシステムには、それを動作させるサーバが必要になりますが、それのセットアップや、システムの導入が必要となる場合には、その項目をここに記載します。
本番サーバ上でのプログラムの動作確認や、各種ブラウザ・携帯端末への対応確認作業が発生する場合には、ここで計上を致します。